島根県と鳥取県が6日、109人、133人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。両県とも100人台となり減少傾向が強まっている。5日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で3件発生。島根で感染者1人が死亡。鳥取では90歳以上の1人がコロナ以外の病気が原因で亡くなった。累計死者数は島根275人、鳥取247人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市34人、松江市16人、浜田市15人、雲南市6人、江津市3人、飯南町と海士町、隠岐の島町が各2人、大田市と奥出雲町、邑南町が1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が26人だった。
クラスターは、雲南保健所管内の学校で5人、益田保健所管内の医療機関で6人、出雲市の児童福祉施設で8人が感染。県内の累計は1082件。
関係者の感染で、雲南市立小1校が学年閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市49人、倉吉47人、米子37人。
累計感染者数は島根16万1461人、鳥取13万6094人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計436床)39・2%、鳥取(確保病床351床)23・9%。宿泊療養は島根1人、鳥取6人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
(青山和佳乃、福間崇広)