洗面台(左奥)とは別に6席の化粧台スペース(右手前)を新設するなどリニューアルした女性ロッカールーム=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ
洗面台(左奥)とは別に6席の化粧台スペース(右手前)を新設するなどリニューアルした女性ロッカールーム=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ
洗面台(左奥)とは別に6席の化粧台スペース(右手前)を新設するなどリニューアルした女性ロッカールーム=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ

 8月31日~9月1日に女子プロゴルフのステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陰中央新報社共催)が開かれる大山平原ゴルフクラブ(鳥取県伯耆町丸山)で、冬季休業期間を利用したロッカールームなどの改装工事が終わった。競技人口が増えている女性に優しい環境整備に力を入れたといい、11日に今季営業を始める。

 女性ロッカールームの改装は1976年の開業以来初めて。従来から約1・8倍の154平方メートルに拡張し、VIP用7基の新設を含めロッカー55基を設置し、ベージュを基調とした内装で統一した。洗面台とは別に6席の化粧台を設け浴室、トイレも改装した。

 男性用は浴室を除く241平方メートルのロッカールームと、ロビー側の男子トイレを改装。ロッカー216基を置く室内は従来とほぼ同じ広さだが、VIP室の場所を変更してゆったりした空間を確保した。

 積雪による約3カ月間の閉鎖をはさみ、大山山麓も本格的なゴルフシーズンを迎える。11日はすでに満員に近い50組を超す予約が入っており、石崎博一副支配人(52)は「女子プロはもちろん、多くのゴルファーに満足いただけるサービスに努めたい」と話す。