第71回全国植樹祭を前に、会場に飾る木製プランターのカバーの色塗りが18日、大田市長久町の保育園「サンチャイルド長久さわらび園」であり、園児25人が赤、青、緑などの色を使って仕上げた。
植樹祭は三瓶山北の原で30日に予定されており、地元の建築業者らでつくるグループ「石州素舞流(せきしゅうすまいる)」はカバーの制作を担当。
色塗りは地元イベントの参加者にしてもらう計画だったが、新型コロナウイルスの影響で中止が相次いだため、園に依頼した。
カバーは島根県産杉が素材で、筆を手にした園児らは25個に塗料で色を塗ったり、花や人の顔などの絵を描いたりした。
石州素舞流の金田慶三会長(67)=金田建築社長=は「子どもたちにとって良い思い出になるはず」と話した。
色塗りは同園を含め、市内二つの保育園でしており、4回目。計約100人の園児が参加した。(錦織拓郎)