島根県内の小中学生が身近な体験や疑問をテーマに新聞を作る「第11回しまね小中学生新聞コンクール」(山陰中央新報社主催、山陰中央新報会共催、イオンリテール協賛)の優秀作品展が17日、松江市東朝日町のイオン松江店で始まった。工夫を凝らした力作180点が来場者を引きつけている。4月9日まで。
新聞作りを通じて思考力や表現力を磨き、思いを発信してもらおうと毎年開催。今回は「あなたの『今』を記録しよう!」をテーマに、160校から5964点の応募があった。
学年別に最優秀、優秀、優良の入賞作3点と入選の17点を展示。子ども食堂のボランティア体験や、電力不足を受け自宅の使用電力を調査した結果などを1枚の紙にまとめている。
松江市古志原7丁目の会社員高尾和幸さん(35)は「それぞれのテーマについてよく調べていて、興味がわく」と作品に見入った。
作品展は、イオンスタイル出雲(出雲市渡橋町)で4月11日~5月7日、イオン益田店(益田市乙吉町)で5月9日~6月4日に開く。
(小引久実)