お花見ツアーで利用する屋根がない2階建てバス=雲南市木次町里方
お花見ツアーで利用する屋根がない2階建てバス=雲南市木次町里方

 桜の名所を楽しんでもらおうと、雲南市観光協会は屋根がない2階建て「オープントップバス」のドライブツアーを開催する。地上からの高さが約3・7メートルある座席で、お花見を楽しむことができる。試乗会が22日あり、開放感あふれる座席からの景色を楽しんだ。

 

 開催は31日~4月3日。所要時間は約30分で、市観光ガイドの案内もある。木次線の利用促進も兼ね、JR木次駅(雲南市木次町里方)前発着とした。

 「日本さくら名所100選」の斐伊川堤防桜並木(雲南市木次町)と、国道54号沿いの三刀屋川河川敷(同市三刀屋町)を巡る。それぞれソメイヨシノが約800本、川沿い約2キロを彩る。市観光協会によると、見頃は3月末ごろ。市観光協会の須山美穂さん(44)は「手に取るように桜を見ることができる。ぜひ木次線に乗ってきていただきたい」と参加を呼びかけた。

 午前10時~午後3時まで1時間おきに計6便運行する。1500円。500円追加で最前列の席が先着順で確保できる。定員40人。

 バスツアーのほか、着物でJR木次線に乗り、斐伊川堤防桜並木を散策するツアー(4月2日)やお花見人力車(31日~4月3日)も開催する。問い合わせは市観光協会、電話0854(47)7878。 (山本泰平)