島根、鳥取両県議選が31日告示され、両県13選挙区(島根7、鳥取6)で選挙戦に突入した。定数2超で有力な新人の出馬が相次いだ松江や、僅差だった前回選と同じ対決となった江津などで激戦が予想される。各候補は教育、子育ての支援や中山間地域の振興、物価高への対応などを公約とし、支持を熱く訴えた。 (取材班)
松江選挙区は、現職9人と新人4人による定数2超の県都決戦に突入した。新人はいずれも20~40代と若く、市議や国会議員秘書といった前職の経験を生かして県政に新たな風を吹かそうと舌戦を展開する。当確ラインは5千票前後とみられ、議席死守へ全力を注ぐ現職9人との攻防に注目が集まる。...