島根県と鳥取県が11日、49人、42人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。10日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で1件発生した。

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市18人、隠岐の島町7人、松江市6人、邑南町5人、大田市4人、雲南市3人、西ノ島町2人、浜田市と江津市、奥出雲町各1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は1人だった。

 新たにクラスターが発生した松江市内の障害者福祉施設で5人の感染を確認。県内のクラスターは累計1138件。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市10人、米子19人、倉吉13人だった。

 累計感染者数は島根16万8976人、鳥取14万2533人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計231床)6・1%、鳥取(確保病床351床)5・7%。宿泊療養は島根1人、鳥取2人。重症者はともにいない。

 (清山遼太、吉金亮太)