第9回しまね小中学生新聞コンクールは、コロナ禍でさまざまな変化を強いられた日々の中で、島根県内146小学校、33中学校が5851点の手作り新聞を送ってくれました。優秀な成績を収めた学校に贈る「学校賞」は小学校7校、中学校5校に決まりました。受賞校の声と、初めて学校賞を受賞した松江市立鹿島東小学校の取り組みを紹介します。

 

初受賞 鹿島東小(松江) 伝える楽しさ難しさ知る

 学校賞を初めて受賞した鹿島東小学校(松江市鹿島町北講武)。6年生は応募18作品のうち7人が入選、9人が佳作に入り、原動力になりました。

 6年生は「描こう未来予想図」をテーマに、総合的な学習の時間に取り組みました。将来なりたい職業を考えることから始め、正しい情報の見方、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を学び、環境やエネルギーなどについて調べて新聞にまとめました。

 インターネットで検索したり、取材したり。児童たちは「調べて考えをまとめるのに時間がかかった」と言います。海のごみ問題を取り上げた金崎勇(ゆう)駕(が)君は、夏休みに近くの海で清掃活動をしたことが、説得力ある記事につながりました。

 身近に感じにくいことも議論をすることで理解を深めました。人工知能(AI)に奪われる職業があることを調べた稲田耕太郎君。心のケアなど人間にしかできない仕事もあると気付き「なくならない理由を伝えるところに力を入れた」と話します。

 レイアウトにも目を引く工夫がたくさんあります。絵が得意な人は...