益田市匹見町匹見の市立匹見中学校で3日、新聞教室があり、1~3年の生徒6人が記事の構成や見出しの付け方を学んだ。
同校は今月予定する修学旅行の体験を新聞にまとめる。生徒たちは新聞作りに役立てるため、結論から先に書く「逆三角形」の文章構成や記事の書き出しとなるリード(前文)の役割を教わり、熱心にメモを取った。
夏の高校野球島根県大会の号外紙面を使った見出し作成にも挑戦した。限られた字数内で大事な要素を分かりやすく、どう伝えるか悩みながら、それぞれひねり出した案を発表した。
講師は山陰中央新報社益田総局の吉田雅史総局長が務め、複数の目で何重にもチェックする新聞作りの流れや信頼性についての説明もあった。
3年の湟川征丸さん(14)は「リード文の要約の役割を特に意識して新聞を作りたい」と話した。