新たに加わった影絵「三平&かん平」(手前)=境港市大正町、水木しげるロード
新たに加わった影絵「三平&かん平」(手前)=境港市大正町、水木しげるロード

 【境港】境港市の水木しげるロードの妖怪影絵に新たに「河童の三平」バージョンが加わり18日、公開が始まった。走る「三平&かん平」、寝ている「タヌキ」の2種で、大正町内の歩道に映し出されている。

 妖怪影絵は境港市が2018年の水木しげるロードリニューアルに合わせて導入した。同市出身の漫画家、故水木しげるさんの代表作の一つ「ゲゲゲの鬼太郎」図柄などの影絵が約40カ所で投影され、日没から夜明けまでの間、楽しむことができる。

 新図柄の導入は21年10月以来。今年は水木しげるロード誕生30年の記念の年。魅力向上策として影絵の2カ所を代表作の一つ「河童の三平」の図柄に変更した。もう一つの代表作「悪魔くん」の図柄の投影も計画していて、今年の入り込み客数200万人の達成につなげる。

 (松本稔史)