貧困や格差、環境破壊のない社会を目指そうと2015年に国連のサミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)への関心が高まる。だが、その本質が十分に理解されているとは言い難く、多くの目標の達成が危ぶまれる。「企業の言い訳に使われているだけだ」との批判も根強い。人類はSDGsが提起したものにどう向き合うべきか。さまざまな分野...