尾原ダムを再現したカレー皿
尾原ダムを再現したカレー皿
「味処もと家」店主の本山誠さん(右)と妻の直子さん
「味処もと家」店主の本山誠さん(右)と妻の直子さん
尾原ダムを再現したカレー皿 「味処もと家」店主の本山誠さん(右)と妻の直子さん

 斐伊川上流の大規模ダム、尾原ダムを模したカレー皿が発売された。尾原ダムには2つの巨大な非常水門「クレストゲート」があり、ここから水が勢いよく放流される光景は圧巻だ。水門から放水される時には、多くの見物客が訪れる。カレー皿は、そんな尾原ダム人気を盛り上げようと企画されたという。

 カレー皿は、ルーを入れる部分とご飯の部分が「ダム」状の仕切りで分けられている。仕切りには2つの穴があり、「水門」を再現。ルウを入れると、水門からご飯の部分にルウが流れ込み、カレーライスになるという仕組みだ。

 実際、どんな風になるのか。Sデジ編集部に「見てみたい」という声が届き、確認したくなった。カレー皿をつくったNPO法人さくらおろち(雲南市木次町平田)に連絡をとったが、皿は既に完売。NPOにも在庫がなく、購入した松江市末次本町の飲食店「味処もと家」を紹介してもらい、同店の協力を得て、実験した。果たして結果は・・・・ (Sデジ編集部 宍道香穂)

(続きは、動画をご覧ください)

 

取材こぼれ話

 カレー皿を購入した「味処もと家」は3年前まで、松江大橋の南詰で営業していたが、大橋川拡幅事業のため、川の北側の末次本町に移転した。尾原ダムは、拡幅事業と同じく、松江市街地など斐伊川水系の沿川を水害から守るためにつくられた。このため、店主の本山誠さん(68)は、ダムに感謝と親しみを感じていたという。妻の直子さん(63)と夫婦で尾原ダムの清掃活動にも参加している。その縁でNPO法人さくらおろちのメンバーと知り合い、カレー皿を購入した。

 カレー皿について、直子さんは「かわいらしいし、面白いアイデア」と評価。一方で「洗いにくく、食洗機にかけても割れてしまいそうなので、扱いがもう少し楽になれば」と苦笑い。誠さんは「具を入れたら、ふさがってしまわないか」と心配し、さらなる改良に期待していた。

 ちなみに、この日実験に使ったのは、名物のブラックカレー(700円)。玉ねぎや馬肉のすじを煮込んだルーに、竹炭を入れたもの。じっくりと煮込まれたルーはとろみがありとてもまろやか。実験後に、編集部のメンバーで美味しく頂いた。

 カレー皿は、NPO法人によると、7月に再入荷予定。JR出雲三成駅(奥出雲町三成)構内の奥出雲町観光協会で販売するほか、オンラインでの販売も検討中。サイズは、大(幅20センチ)小(同8センチ)。田川容理事務局長は、利用者の声を踏まえ「特大サイズをつくるなど、改良も検討していきたい」と話した。