20日午後、ウクライナのゼレンスキー大統領が広島空港に降り立つ映像が、国際メディアセンター記者室のテレビで流れると、各国の記者が色めき立った。

<Sデジ+> 主役はゼレンスキー氏だった 本紙記者が見た広島サミット

 戦時下、異例の来日となったゼレンスキー氏を一目見ようと行く先々に人波がひしめいた。到着後、G7首脳や招待国と会談を重ね、連帯を確認。原爆慰霊碑に献花し、記者会見に臨んだ。ロシアから核の脅威を受けるゼレンスキー氏が被爆地から発信する意義は大きく、記者の関心を集めた。

 ゼレンスキー氏の来日の傍らで、...