一畑グループは13日、島根県内唯一の百貨店・一畑百貨店(松江市朝日町)を2024年1月14日で閉店すると発表した。経営不振が理由。

「断腸の思い」社長、一畑百貨店が閉店へ 9期連続で赤字

<さんいん特報班>一畑百貨店の思い出は何ですか 屋上の観覧車が・・・ ASYOULIKEの時代に

 一畑百貨店のこれまでを、写真で振り返る。

現在の松江駅前にある一畑百貨店外観=松江市朝日町

 

新型コロナウイルス禍の影響で、半年ぶりに実施した「北海道物産展」の会場=2020年10月、松江市朝日町

 

開設された中元商品の専用売り場=2014年6月、松江市朝日町

 

島根県海士町産の海産物を目玉商品に据えた2006年の中元商戦。店舗前であったカタログ配布の出陣式で、社員が同町のキンニャモニャ保存会メンバーから踊りでエールを受けた=2006年6月、松江市朝日町

 

松江、出雲両市内の約5万3000世帯を訪ねて中元カタログを配る「ドアコール作戦」出陣式で、気勢を上げる一畑百貨店の社員たち=2002年6月、松江市朝日町

 

2015年に約40年ぶりにリニューアルされた、今の一畑百貨店の紙袋(左)と、2011年に「松江開府400年祭」と「神々の国しまね」のロゴマークを印刷した手提げ紙袋。中央部のラインに水色、紺、ピンクを配色したデザインは、1971年時に提携した三越とほぼ同じで、当時は三越のブランド力を借りる意図があったという

松江駅前に移転オープンしたことを伝える1998年4月2日付の本紙。左の記事は移転オープンに合わせて6階催し場で始まった「いけばな展」の紹介
松江駅前移転オープンの全面広告(1998年4月1日付本紙)

 

 

一畑百貨店の松江店本館(左)と松江店新館(山陰中央ビル)。合わせて売り場面積10585㎥で山陰一を誇った(出典元「一畑百貨店三十周年記念誌」)

 

当時一畑百貨店の松江店新館が入っていた山陰中央ビル(奥)と、今はなき本館とをつなぐ渡り廊下=1983年9月、松江市殿町

 

今は島根県民会館駐車場に当たる場所にあった一畑百貨店松江店本館(左奥)と、今もある県民会館前のバス停=1983年9月、松江市殿町
松江市殿町で開店することを伝える本紙記事(1958年10月1日)