「不思議でしょう」。話題がデザイン監修した東京スカイツリーに及んだ時、澄川喜一さんがいたずらっぽくこぼされた笑みが鮮明に残っている。

 2020年10月、島根出身者として6人目の文化勲章を受章されたのを機に、人生や創作に迫ろうと...