山陰両県では30日から1日朝にかけて局地的に大雨が降った。松江、鳥取両地方気象台によると、雨の降り始め(29日朝)から1日午前までの降水量は、波佐(浜田市金城町波佐)168ミリ▽弥栄(同市弥栄町長安本郷)158ミリ▽匹見(益田市匹見町匹見)144ミリ▽益田(同市あけぼの東町)138ミリ▽赤名(島根県飯南町下赤名)135ミリ▽鹿野(鳥取市鹿野町河内)106ミリーとなった。土砂崩れなど大きな被害は確認されていない。
【大雨関連情報】山口線は2日も全線運転見合わせ
JR西日本中国統括本部によると、山陰線益田-小串(山口県下関市)間は、山口県側で橋を通るレールが河川増水で変形した箇所があり、運転再開のめどが立っていない。山陰線、因美線、伯備線、木次線は1日の始発運行を見合わせたものの、順次再開させた。山口線益田-新山口間は、3日から再開の予定。
中国横断道尾道松江線は1日午前1時半から通行止めとなり、10時間後に全面解除された。
(高見維吹)