鳥取県警は10日、鳥取県内在住の40代女性が交流サイト(SNS)型ロマンス詐欺で、暗号資産1580万円分をだまし取られたと発表した。
県警捜査2課によると5月23日ごろ、女性のインスタグラムアカウントに男からメッセージがあり、LINE(ライン)を登録。やりとりの中で「叔父が取引サイトの会社で幹部を務めている。インサイダー情報を基に安定した利益を得ている」と投資に誘われた。
女性は暗号資産取引所と男に紹介された取引サイトに登録。暗号資産の「イーサリアム」を30万円分購入し男の指定するアドレスに送金すると、取引サイトに反映され、操作すると利益が表示された。さらに追加で1550万円分のイーサリアムを購入し、サイト上で取引操作した。
その後、利益を出金しようとすると、高額の手数料を請求された。不審に思いインターネットで調べて、同様の詐欺があることを知り、被害に気づいた。












