一般的な植物は可視光を利用して光合成を行い、成長に必要な栄養を得ている。ところが南極の陸地に自生する藻類の一種「ナンキョクカワノリ」は、可視光より波長が長い赤外線の光も光合成に利用していることが基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などのチームの研究で分かってきた。実は、太陽系外では恒星から赤外線が多く降り注ぐ...