島根、鳥取両県が5日、定点医療機関で6月26日~7月2日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は島根155人、鳥取185人で、1定点当たりの平均は島根4・08人、鳥取6・38人だったと発表した。前週と比べ島根は0・66人、鳥取は1・62人、それぞれ増加した。
島根県の保健所管内別の内訳は、松江(定点医療機関11)62人、出雲(9)37人、益田(5)20人、浜田(5)18人、雲南(3)11人、県央(3)6人、隠岐(2)1人。病床(即応病床とコロナ患者が入院する一般病床の合計164床)使用率は3日時点で28・0%。重症者は1人。
新たにクラスター(感染者集団)が1件確認され、松江保健所管内の高齢者福祉施設で5人が感染。県内の累計は1175件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子(定点医療機関11)80人、倉吉(6)54人、鳥取市(12)51人。
(中島諒)