2年生128人が6日、新聞作りの基本を学んだ。地域の魅力をまとめる「わがまち新聞」と修学旅行を記録する「修学旅行新聞」の制作に生かす。

 授業は新聞を知ることからスタート。生徒は、山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当の説明を聞きながら当日の山陰中央新報に目を通し、身近な地域から世界情勢まで幅広い情報を伝える新聞の特性を理解した。見出し、リード(第1段落)と本文からなる記事の構成を学び、取材、執筆、見出し作成に必要な5W1Hの要素を確認。実際に記事を読んで見出しを付ける作業に挑戦した。

 宮下誠二さん(14) 新聞はたまに読んでいたが、改めて見ると知らない情報がたくさん載っていて驚いた。自分の新聞も簡潔で読みやすくまとめたい。

 多久和楓さん(13) 新聞はテレビ欄やエンタメ欄だけ見ていた。全体に目を通すと、普段関心がないニュースに触れることができた。まちの良さが伝わる新聞を作りたい。