第105回全国高校野球選手権記念島根大会が12日、昨年と同じ38チームが参加して開幕する。初日は正午から、県立浜山公園野球場で開会式を行った後、出雲農林-出雲工の1回戦1試合がある。今春の県大会を制した大社、準優勝の立正大淞南、4強入りした邇摩、島根中央のシード校を中心に実力が拮抗(きっこう)しており、熱い戦いが期待される。順調に進めば25日に決勝がある。
島根大会展望 座談会(ツイッタースペース)
主戦安松を中心にした堅守が光る大社は初戦の2回戦で松江南と対戦。6月の山陰大会で2連覇して勢いに乗る立正大淞南は、江津・浜田水産とぶつかる。
長打力と状況に応じた打撃が持ち味の邇摩は情報科学と、2年生右腕4人が投手陣を引っ張る島根中央は松江工と顔を合わせる。
昨秋準優勝で打撃力のある三刀屋、一昨年の夏の甲子園で8強入りした石見智翠館、長身左腕百合沢を擁する開星、主戦波田を擁して前回大会と昨秋の県大会で頂点に立った浜田の戦いぶりも注目を集めそうだ。
開会式では浜田商の横井敬主将が選手宣誓を行う。大会は休養日を除き、10日間の予定。準々決勝(21日)までは県立浜山公園野球場と松江市営野球場で行い、準決勝(23日)と決勝(25日)は県立浜山公園野球場である。(森山郷雄)
○…県立浜山公園野球場…○
▽1回戦
出雲農林-出雲工(13:30)