ボート競技施設周辺の草を刈る参加者=雲南市木次町北原
ボート競技施設周辺の草を刈る参加者=雲南市木次町北原

 【雲南、奥出雲】「森と湖に親しむ旬間」(21~31日)を前に、雲南市と島根県奥出雲町にまたがるさくらおろち湖(尾原ダム)周辺でこのほど、美化活動があった。約160人が参加し、草を刈って、ごみを拾い集めた。

 国土交通省、雲南市、奥出雲町などでつくる「尾原ダム水源地域ビジョン推進委員会」が実施した。斐伊川流域を中心に39事業所、団体などが集った。

 参加者はボート競技施設や自転車競技施設など5区画に分かれ、道ののり面に茂った草を刈り、溝にたまった落ち葉やごみをかき集めた。

 委員会事務局の亀山一敏NPO法人さくらおろち理事長(70)は「多くの人に参加いただきとてもきれいになった。訪れる人に美しい景観を楽しんでもらえる」と話した。(狩野樹理)