6年ぶりに開かれているポップサーカス松江公演(山陰中央新報社、TSKさんいん中央テレビ主催)は開幕後最初の日曜日の23日、旧島根県立プール跡地特設大テント(松江市学園南1丁目)で、3公演があり、夏休み中の子どもたちでにぎわった。午前10時の初回公演は約1200席がほぼ満席。世界のトップパフォーマーの妙技に息をのみ、拍手喝采を送った。 (片山皓平)
3公演で計約2千人が来場。一体感のあるステージで、回転する二つの大きな円輪(ホイール)の中でパフォーマーが演技する「デスホイール」などの大技にどよめき、道化師(クラウン)と観客のジャグリングの共演には大きな拍手に沸いた。
各公演の開演前はダンサーらと一緒に写真撮影もできる距離の近さが魅力で、親子連れなどが一緒になって楽しんだ。
ステージに上がり風船を使ったパフォーマンスに参加した、出雲市浜町の会社員倉橋泰輔さん(35)は「盛り上がったので気持ちが良かった」と話し、最前列で観覧した松江市立母衣小学校1年の藤本葵君(6)は「ジャグリングをしていた人とハイタッチできた」と喜んだ。
9月18日まで(毎週木曜と、8月30日、9月6日は休演)。前売り入場券は大人3千円、子ども(3歳~高校生)2千円。当日券は各500円増し。
問い合わせは松江公演事務局、電話0852(67)7960。