【出雲】アユのつかみ取りや川遊びが楽しめる「神戸川まつり」が30日、出雲市佐田町一窪田の「飯の原農村公園遊好の里」であり、住民や帰省客ら約240人が真夏の川遊びを楽しんだ。
イベントは神戸川に親しんでもらおうと、住民でつくる実行委員会が毎年開いていたが、新型コロナウイルス禍で中断し、4年ぶりに開催した。
アユのつかみ取り体験では、神戸川の近くにある溝に放されたアユ200匹を、子どもたちが懸命に探して両手でつかみ上げた。捕まえたアユは川岸で塩焼きにし、舌鼓を打った。
出雲市の出東小学校1年、錦織咲斗(さくと)君(7)は「アユはぬるぬるしていて、つかんでも逃げちゃうから捕るのが難しかった」と笑顔で振り返った。
このほかカヌー体験や水の上に敷いたござの上を走る「ゴザ走り大会」もあった。 (黒沢悠太)