43人の死者・行方不明者が出た1991年6月3日の長崎県・雲仙普賢岳の大火砕流から30年たった。報道関係者らが犠牲になった撮影スポット「定点」に当時、カメラマンとして通っていた森川勇さん(67)=浜田市三隅町西河内=は苦い教訓を得た。「災害報道の大切さと同時に、リスクを考えてほしい」と節目を迎え、訴えている。

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