松江市の宍道湖に浮かぶ嫁ケ島に歩いて渡るイベントが6日あり、小学生や保護者ら約300人が真夏の青空の下で列をつくって水中散歩を楽しんだ。
袖師町の宍道湖夕日スポットを出発。距離約220メートル、深い所で1・5メートルほどあるコースを浮輪と特設のロープを頼りに歩いた。島に到着後はシジミ採り大会が開かれ、参加者はゴーグルやシュノーケルを着けて次々と水の中に潜り、採ったシジミの大きさを競った。
両親と参加した津田小学校5年の福田要君(11)は「水の中は気持ちよかった。魚が跳ねていた」と満足そうに話した。
イベントは宍道湖の水環境を知ってもらおうと、市内のNPO法人水の都プロジェクト協議会が2010年から毎年催している。
(小引久実)