7月の第41回全日本トライアスロン皆生大会45~49歳男子で部門優勝を果たした金沢純さん(45)=米子市尾高=が、自身初の年代別1位に輝いた自信を胸に、27日にフィンランドである世界選手権に臨む。約3千人の精鋭が集う大舞台で、6年ぶり2度目の出場。「どれだけ成長できたのか知るのが楽しみ」と闘志をみなぎらせる。
岡山県倉敷市出身で、20年前に結婚を機に移り住んだ米子市で、長くバスの運転手として勤務。たまたま観戦に行った皆生大会で選手たちの勇姿に感動し、たばこをやめ、25メートルプールを泳ぎ切れないレベルから必死の練習を重ね、翌年の第22回皆生大会で完走した。
以来、同大会は、けがで断念した1度を除き...