雲南市三刀屋町の住民有志が買い物や交流のできるマルシェ「ほほえみ市」を毎月1回開き、にぎわっている。5日、町内の約100軒に8日に開催する次回マルシェのチラシを配り、PRした。

 過疎化が進む地域でお年寄りのために明るい交流の場を提供しようと、三刀屋町内の30~70代の女性13人でつくるボランティアグループが企画。町内の訪問看護ステーション・コミケアの協力で、世代間交流施設「ほほ笑み」を会場に5月から開催する。今月は島根リハビリテーション学院(島根県奥出雲町三成)の学生も加わり、高齢者の外出をサポートする。

8月の「ほほえみ市」の様子。三刀屋中学校吹奏楽部の演奏もあり、大勢でにぎわった=雲南市三刀屋町三刀屋、世代間交流施設「ほほ笑み」(訪問看護ステーション・コミケア提供)

 8月のマルシェは食料品や手作り小物の販売、三刀屋中学校吹奏楽部のミニコンサートがあり、...