島根県奥出雲町布勢地区の住民と県内外の鉄道ファンが、地区内のJR出雲八代駅周辺のジオラマを制作した。約150分の1スケールで豊かな自然や線路、町並みを表現。トロッコ列車・奥出雲おろち号を出迎える住民の姿も再現し、のどかで温かい町の雰囲気を伝える。

 布勢地区を走るおろち号や木次線を生かして地域を元気にしようと、同町馬馳の布勢公民館が発案し有志15人が取り組んだ。2021年4月から手がけ、今年8月に完成したジオラマは縦2・3メートル、横1・8メートルで、鉄道模型「Nゲージ」を走らせ...