島根県内各地で上映を繰り広げる第32回しまね映画祭が23日、松江市朝日町の松江テルサで開幕した。今年は「環境・生きる」がテーマで、初日は被災地でひたむきに生きる人々を追ったドキュメンタリー映画を上映したほか、しまね映画祭アドバイザーで映画監督の錦織良成氏のあいさつもあった。
宮城県気仙沼市で東日本大震災に遭った被災者と、学生ボランティアたちとの10年以上にわたる日々を撮影したドキュメンタリー映画「ただいま、つなかん」で開幕。錦織氏はあいさつで社会を学び、活力を得る上で映画は大切だと強調し「映画祭の存在は島根県にとって大きい」と話した。
米子市上福原から来場した林昭宏さん(71)は「人の縁の大切さを感じた」と作品を振り返った。
映画祭は上映会場の関係者らでつくる実行委員会が主催し、12月10日まで10市町13会場で計26作品を上映する。毎回定めるテーマ映画のほか、各地域のニーズを基に1960年代の名作や県内ゆかりの作品などを上映する。問い合わせはしまね映画祭実行委員会事務局、電話0852(22)5502。
(片山皓平)













