規制線が張られた現場の住宅(11日午前11時13分撮影)=鳥取県大山町高田
規制線が張られた現場の住宅(11日午前11時13分撮影)=鳥取県大山町高田

 鳥取県大山町高田の民家で3人が死亡した事案で、亡くなったのはこの民家に住む50代夫婦と、80代母親とみられることが分かった。県西部広域消防によると「57歳の男性が妻と母親を刺した。本人も駄目なようだ」との通報があった。

 県警によると、警察官が到着した際、3人は家屋内に倒れていて意識、呼吸ともなかったという。遺体に刃物などで負ったとみられる傷が確認された。

 一家は4人暮らし。3人のほか、夫婦の息子の10代男性がいた。第三者が物色した跡はなく、県警は無理心中や事件の可能性を含め、調べている。家庭内トラブルの相談はなかったという。