第71回全日本吹奏楽コンクール中学校の部が21日、名古屋市の名古屋国際会議場であり、中国支部代表として出場した大社が銀賞、出雲一、出雲三はいずれも銅賞だった。
2年連続7度目の出場となった大社は銅賞だった昨年の成績を上回り、3年の小村愛心部長(14)は「緊張したけれどすごく楽しかった。後輩には金賞を取ってほしい」と願った。
9大会連続で50回目の出場となった出雲一には悔しい結果となったが、3年の高井寧音部長(15)は「出場できたことを全員で誇りたい。後輩にはこの経験をばねに頑張ってほしい」と話した。
初出場の出雲三は全国の舞台を踏めたことに胸を張り、3年の森山響さん(15)は「今まで一番の演奏だった。来年もまた出場してほしい」と望んだ。
出場校は30校で、内訳は金賞9校、銀賞12校、銅賞9校だった。 (佐野翔一)