島根、鳥取両県が25日、定点医療機関で16~22日に報告された新型コロナウイルスの感染者が、島根70人、鳥取83人で、1定点当たりは島根1・84人、鳥取2・86人だったと発表した。前週比で島根0・9人、鳥取1・24人、それぞれ減少。一方でインフルエンザの感染拡大が続いている。
保健所管内別内訳は、島根県が、松江(定点医療機関11)20人、出雲(9)17人、浜田(5)5人、雲南(3)10人、益田(5)10人、県央(3)2人、隠岐(2)6人。入院患者41人のうち1人が重症。
鳥取県は、米子(11)34人、鳥取市(12)32人、倉吉(6)17人。
インフルエンザの感染拡大が続いており、1定点当たりの感染者数は鳥取県が13・59人で「注意報」レベルとされる10人を超えた。島根県は9・68人で、19歳以下の子どもが8割以上を占め、学校内での感染が目立つ。保健所管内別では松江が前週比5・3人増の19・4人、浜田が同7・6人増の16・6人。 (原暁)
▼鳥取で学級閉鎖1校
鳥取県は25日、新型コロナウイルスによる学校の臨時休業が1件発生したと発表した。境港市の中学校で6人が感染し、学級閉鎖した。