経済的に困窮するひとり親家庭が無料で生活必需品を受け取れる、24時間営業のフードバンク「コミュニティフリッジ出雲」が30日、出雲市大社町入南にオープンした。食料品や日用品が並ぶオートロック付きの無人施設で、人目を気にせずに利用でき、運営するNPO法人の樋口和広副理事長は「申し訳ないと思わず、気軽に使ってほしい」と呼びかける。

 24時間営業のフードバンクは山陰両県で初めて。児童扶養手当を受給しているひとり親家庭を対象に、...