鳥取県は全日本空輸(ANA)の女性社員1人を4月1日から1年間、県庁で受け入れる。同社と併任で、課長級の交流人口拡大本部観光誘客ディレクター兼総務部参事として配置。観光誘客施策の立案、調整のほか県職員の接遇能力向上に携わってもらう。

 22日の県議会本会議で、平井伸治知事が明らかにした。県人事企画課によると、女性は1990年に全日空に入社し、主に事務や商品開発に携わった。現在はCEマネジメント室CS推進部営業チームリーダーとして、社内の接遇能力向上に取り組んでいる。

 全日空を傘下に置くANAホールディングスは、新型コロナウイルスの影響で2021年3月期の連結純損益は過去最大の赤字を見込み、グループ外企業に出向させる方針を示していた。県は20年9月からANAホールディングスと交渉しており、観光誘客の分野で若干名を求めていた。

      (藤井俊行)