64歳以下を対象に本格化する新型コロナウイルスワクチンの一般接種で、鳥取県日野町が夜間接種の導入を決めた。7月と8月の金曜日に各1日、午後6時~同8時半の特別枠を設定。週末に働く現役世代や若年層がワクチンを受けやすい環境を整える。 (山根行雄)

 町の一般接種対象者(12歳以上)は17日現在で1281人。16歳以上の接種券は郵送済み。7月10日から順次、地元の公立日野病院で集団接種を始める。

 ただ、土日に限っており、週末出勤が多い製造業やサービス業など、町内外で働く現役世代から夜間接種の要望が根強くある。

 このため、病院側と実施に向けて検討。対象者の勤務実態などを踏まえ、終業時間に合わせて会場に出向きやすい金曜夜に枠を設けることにした。

 7月16日と8月6日に予約制で行う。2日間で240人を見込む。

 8月8日の一般接種完了を目指す町住民課の住田秀樹課長は「柔軟に対応し、潜在的なニーズに即応したい」と話し、日野病院の頭本保人事務局長は「地域医療を守るためにも、集団免疫の獲得は必要」と夜間接種の効果に期待する。