美郷町の取り組みについて説明する嘉戸町長=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急
美郷町の取り組みについて説明する嘉戸町長=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急

 山陰両県に支社や支店を置く企業49社でつくる「SUN-INぶらんち会」の2021年度第2回定例会が18日、松江市内であった。島根県美郷町の嘉戸隆町長がビジネスの視点を取り入れた攻めの町政運営について語り、会員約40人が耳を傾けた。

 証券会社出身の嘉戸町長は「民間経験と自治体経営」と題した講演で、自治体間競争の時代にあって「マーケティングの発想が役立つ」と強調した。

 他がまねできない核となる強み(コア・コンピタンス)や競争優位の戦略として、山くじら(イノシシ肉)を核とした鳥獣害対策版シリコンバレー「美郷バレー」構想や友好協定を結ぶインドネシア・バリ島マス村との交流を例に挙げ、取り組みを紹介した。

 あいおいニッセイ同和損保島根支店の五十嵐太郎支店長(53)は「新しいことに思い切って取り組む美郷町の積極的な姿勢が素晴らしい」と話した。(金津智也)