日本で新型コロナウイルスのワクチン接種が急がれる中、隣国の韓国では国民のおよそ3割が新型コロナウイルスのワクチン接種1回目を終えた。効率的な予約と接種、感染対策の鍵を握っているのは「スマートフォン」だという。ソウル近郊で、人口約300万人の仁川(インチョン)市に住む出雲市佐田町出身のエッセイスト・大熊美晴さん(39)に現地事情を聞いた。

 韓国では2月26日に医療従事者などへのワクチン優先接種が始まった。5月に高齢者、6月は国防関係者へと対象が拡大している。

 会社員の夫(35)が民間の防災組織「民防衛隊」に所属している大熊さんは「夫が15日にワクチンを打ち、周囲に...