島根県奥出雲町三成の仁多米食堂で、特産の仁多米を使ったオリジナルメニューが、21日までの期間限定で提供されている。仁多米は全国的なブランドになっているが、さらなる魅力度アップを目指し、1~2年目の職員7人が企画した。注文数などを基に最優秀を決める。
メニューは牛肉舞茸バター焼丼(990円)、牛肉とかぼちゃの混ぜ寿司(880円)、酢豚(スイートチリソースの姿)(880円)の3品。いずれも調理方法が工夫され、ご飯が進む味付けとなっている。
レシピは町の公式インスタグラムで募り、17件の中から、糸原保町長や仁多米食堂の料理長らが栄養面や調理のしやすさ、独創性などを基に3品に絞り、仁多米食堂で提供を始めた。注文数のほか、食堂での投票とインスタの「いいね」数で最優秀を決める。レシピの活用は今後、検討する。
奥出雲町出身で仁多米を食べて育った企画チームの高木結唯さんは「仁多米だけでなく、町産食材も使われており、奥出雲の魅力が詰まっている。ぜひ味わってもらいたい」と話した。
(山本泰平)