東京五輪ボクシング女子フェザー級の金メダリストの入江聖奈さん(23)=米子市出身=が25日、米子市西町の鳥取大医学部付属病院で「一日ボランティア大使」を務めた。車椅子利用者の介助の模擬体験やグッズ配布を通じ、市民が病院を支える「とりだい病院サポーター制度」をPRした。

 サポーター制度は市民に病院への親近感を持ってもらおうと、病院が昨年8月に創設した。ボランティアとして参加する市民は、患者の案内やイベント運営の支援に取り組む。

ボランティアが乗った車椅子を押す入江聖奈さん(右端)=米子市西町、鳥取大医学部付属病院

 入江さんは現役を退き、...