松江市保育所(園)・幼稚園造形展が、同市袖師町の島根県立美術館で開かれている。市内の計73カ所の保育所、市立幼稚園、認定こども園などに通う子どもたちが、普段の生活で感じた点や体験を作品に込めて伝えている。観覧無料。29日まで。
市幼稚園教育研究会、市保育研究会が主催し、19回目。保育所、認定こども園部門と幼稚園部門があり、絵画、立体作品、壁面作品の計3千点を展示している。
壁面作品「あるくのたのしいな!いろんなだいすき みつけたよ」は、八つの保育園の合同作品。子どもたちが紙や絵の具を使い、散歩の途中で見つけたヒマワリやチョウを作って貼り付け、にぎやかでわくわくする世界を表現した。
同造形展を担当する石川貴志さん(松江市立しんじ幼保園教頭)は「豊かな生活や体験、子どもたちの思いがぎゅっと詰まっている作品を楽しんでほしい」と呼びかけた。
(井上雅子)













