大田市が30日、自身のSNS(交流サイト)で市の業務に関して個人的な見解を述べるなど不適切な投稿をしたとして、産業振興部の50代課長を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
市人事課によると、課長は14、15日に開かれた新大田まちづくりセンターに関する説明・意見交換会に出席後、会の様子や参加者の発言を取り上げ、発言に対し個人的な見解を投稿したという。後日、他の市職員や市民から指摘があった。
人事課は誤解を招く内容で、信用失墜行為に当たると判断し、処分した。同課によると処分を受けた課長は「市職員としての自覚が足りなかった」と反省しているという。
人事課の宮根仁課長は「深くおわび申し上げる。再発防止に向けた対策に取り組む」と話した。
(勝部浩文)