皆生トライアスロン協会(会長・伊木隆司米子市長)が2日、米子市内で定期総会を開き、第42回全日本トライアスロン皆生大会を7月14日に開催すると決めた。このほか、酷暑でリタイアが続出した前回大会の経験を踏まえ、暑さ対策を拡充する。
昨年7月の前回大会は最高気温が37度となり、途中棄権や時間切れなどで計306人が途中で競技を中止。完走率67・2%で、通常開催した中では過去最低だった。これを踏まえ、総会では、バイクの給水所を1カ所増設するほか、氷を入れた水風呂を1、2カ所新たに設ける方針を確認した。
コースは前回大会と同様に鳥取県西部の米子、境港、南部、伯耆、大山、日吉津の2市4町村を舞台にしたスイム3キロ、バイク140キロ、ラン40キロの計183キロ。出場者定員は個人の部が940人、リレーの部(3人一組)が80組で、ともに書類選考で決める。
参加申し込みは3月1日から31日まで、郵送と大会ホームページで受け付ける。参加料は個人の部4万5千円、リレーの部5万4千円。問い合わせは協会事務局、電話0859(34)2819。 (中村和磨)