鳥取刑務所(鳥取市下味野)に入所中、緑内障の適切な治療を受けられず右目を失明したとして、元受刑者が、国に対し1100万円の損害賠償を求めて鳥取地裁に提訴したことが23日、分かった。

 訴状によると、元受刑者は入所した2017年2月以前から緑内障の治療を受けていた。同年夏ごろまでに右目が見えづらくなり、右目の不調を職員に訴えたが、18年1月まで適切な診療を受けられず失明。早期に治療していれば失明は避けられたと主張している。提訴は10日付。

 同刑務所の大峰隆義所長は「関係機関と協議の上、適切に対応する」とコメントした。