愛称が決定したコウノトリの幼鳥=雲南市大東町仁和寺、市立西小学校(同小提供)
愛称が決定したコウノトリの幼鳥=雲南市大東町仁和寺、市立西小学校(同小提供)

 国の特別天然記念物コウノトリが、子育てをする人工巣塔がある雲南市立西小学校(雲南市大東町仁和寺)で24日、児童がコウノトリを応援する取り組みについて発表した。巣作りに使う枝を集める「一人一枝運動」の展開や、市民にコウノトリの情報を提供するなど、広く理解を深めてもらう活動を紹介し、長く共存できる環境づくりを進めるよう決意を新たにした。
 西小の巣塔では、今年は雄の「げんきくん」と雌の「ポンスニ」のひなが雄雌2羽ずつ計4羽が誕生。それぞれ1羽が、24日までに巣立った。
 6年生約30人は、石飛厚志市長と景山明教育長に活動内容を紹介。1、2年生が生き物調査、4年生はコウノトリについて本などから情報収集し、6年生は有線放送でコウノトリの観察経過を地域住民に向けて発信している様子などを取り上げた。
 成長するひなの愛称も考案し、全校児童が考えた案から6年生が選んだ「はなび」と「西楽(せいら)」を石飛市長らに提案し、快諾された。市長からは市民が考えた「瑞花(ずいか)」と「栞愛(かんな)」が発表され、一緒に拍手して喜んだ。
 藤本真陽君(11)は「コウノトリに興味がある。餌をあげているところや飛んでいるところを観察している。環境がよくないといけない」と話した。
(狩野樹理)