津和野署は15日、島根県鹿足郡内の60代男性が953万円相当の暗号資産をだまし取られる特殊詐欺に遭ったと発表した。

 津和野署によると、男性は昨年10月上旬、ネット上で「株取引を教える」とうたうサイトを見つけた。

 サイトで暗号資産の購入と投資法を教えてもらい、指示されたアプリをダウンロードして暗号資産の投資を繰り返した。

 増えた資産を引き出そうとしたところ、「アプリ使用料が必要」と伝えられ、詐欺かもしれないと警察に相談。警察からも詐欺の可能性を指摘された。

 しかし、まだ資産を引き出せるかもしれないと考えて、さらに暗号資産を支払い、953万円相当の暗号資産をだまし取られたという。