能登半島地震で被災した宿泊施設の売店で売れ残った食品の販売会が16日、出雲市大社町の神門通りで始まった。通りで人力車を運行する糸賀太郎さん(33)が、知人が経営する石川県珠洲市の宿泊施設で廃棄されそうな食品が多く残っている現状を知り、動きだした。糸賀さんは「少しでも被災地の役に立ちたい」と力を込める。18日まで。


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