中国地方の18スポーツクラブでつくる「ちゅうごく5県プロスポーツネットワーク(スポコラファイブ)」が、「スポーツクラブの社会的価値の見える化と情報発信」をテーマにしたセミナーを広島市内で開いた。(下)では、J1ジュビロ磐田の取り組みを紹介する。
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ジュビロ磐田は2023年シーズンに、Jリーグ昇格30周年を記念し「クラブとファン・サポーターが共に創り出す共創型コミュニティ」として、ファンクラブとは別の組織「JubiROOM(ジュビルーム)」を1年間限定で立ち上げた。

ファンクラブは基本的にクラブが会員にサービスを提供する。一方、「共創型」のジュビルームは今後のチームを共に考え、新しい価値を作りたいと願うサポーターで構成する。必然的にモチベーションが高い人が多く、...