地元のイワガキの殻むきを興味津々で見つめるIターンした子どもたち=松江市島根町加賀
地元のイワガキの殻むきを興味津々で見つめるIターンした子どもたち=松江市島根町加賀

 【松江】松江市島根町への移住者と地元住民との交流会が27日、同町加賀の島根公民館であり、神奈川県内からIターンした2家族が、地元で採れた新鮮な野菜や魚介類を使った料理を味わって談笑し、親睦を深めた。

 神奈川県の横浜、藤沢両市から移住した家族と公民館の役員ら計24人が参加し、採れたての野菜を使ったカレーやトビウオの練りものなどを作った。子どもたちは20センチ以上ある町内で養殖するイワガキの殻むきを見守り、ぷりぷりの身が顔を出すと歓声を上げた。

 2020年12月に妻と3人の子とともにIターンした同町野井の漁師永見輝晃さん(33)は建設業の営業マンとして首都圏で働く中でコロナ禍を経験。「ここで家族と生活し続けていいのか」と考え、海が身近にある島根町の空気に魅了され家族の総意で移住を決めた。日焼けした子どもたちを見ながら「横浜よりも触れ合いが多く子どもの刺激になっている。移住して良かった」と笑顔を見せた。

 交流会は住みよい環境づくりを支えようと、同公民館が主催。田中豊館長(67)は「地元住民と移住者がつながれる機会を今後も設けたい」と話した。 (多賀芳文)