西日本最大級のスキー場・だいせんホワイトリゾート(鳥取県大山町大山)が20日、今季の営業を終了した。雪不足や長距離バスの運行取りやめに伴う来場者の減少で、入り込み客数はこの50年間で2番目に少ない約7万6千人にとどまった。一方、瑞穂ハイランド(島根県邑南町市木)は、現運営会社となった2021年度と22年度平均に比べて20・7%増の見込みで、山陰両県のスキー場で明暗が分かれた。

 だいせんホワイトリゾートは、昨年12月下旬のオープンから1月末までの1カ月間は全9コース中1コースのみの営業で、...